コロナ治療薬で脚光を浴びている塩野義製薬の将来性を深掘りしてみる

こんにちは、きよまさです。

テレビや新聞でよく塩野義製薬のコロナ治療薬のニュースを見るようになりましたね。

1月31日のプレスリリースではその治療薬である「S-217622」のPhase 2aの6日目までの結果がプレスリリースされました。

結果がめちゃくちゃ良かったみたいで、お国様が早期承認を認めれば、今月か来月には現場でも使えるようになるようです。

これらの追い風で塩野義製薬の株価が123%も爆上がりしました。

もし「S-217622」 が早期承認されれば、さらに株価が上がっていく可能性もあります。

塩野義製薬の株を持っている方はこれからが楽しみですね♪

今回はコロナ治療薬で脚光を浴びている塩野義製薬について書いていきたいと思います。

そういえば、塩野義ってミュージックフェアのスポンサーをずっと続けていますね。

正式には「シオノギ・ミュージックフェア」という番組名でなんと50年も続いている長寿番組なんですって。

すごいぜSHIONOGI!!

塩野義製薬の歴史

創業は1878年(明治11年)で、今年で創業144年目です。

創業者は塩野義三郎さんです。

創業者の名字がそのまま社名として使われています。

小野薬品、持田製薬など名字が社名で使われている製薬会社は少ないので、何が何でも塩野義製薬という社名は残してもらいたいですね。

塩野義製薬の新薬第1号は健胃制酸剤「アンタチヂン」だそうです。

画像引用元:塩野義製薬ホームページより

塩野義製薬の社内テストで出題されそうです笑。

その後、1950年に「♪痛くなったらすぐセデス」で有名なセデスを発売しています。

今でもOTCで大活躍しています。

私も頭が痛い時にはお世話になっております。

ただ、ロキソニンSの方が効く気がします・・・笑。

その後、世界初のオキサセフェム系抗生物質「シオマリン」を自社創製品として発売し、1988年に「フルマリン」、1997年に「フロモックス」を発売しています。

そのため塩野義製薬は“抗生物質のシオノギ”と呼ばれるようになり、現在でも感染症は重要な戦略になっています。

だからコロナワクチンや治療薬などの開発に注力しているんですよね。

パンデミックが起きたときに社会貢献しなければ「抗生物質のシオノギ」ではないでしょ!って感じで社内会議で盛り上がってそうです。

そして今の社長さんが手代木 功さんという方で、経営者として抜群に優秀だそうです。

塩野義製薬のMRに聞くと必ず「今の社長が優秀だから」って言葉が出てきます。

現場で働く人がそういうんだから相当優秀なんだろうと推測できます。

手代木さんが社長の間は苦難の時代でも生き抜いていくと思いますが、社長が交代したらどうなるのか分かりません。

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現役MRから見た塩野義製薬のMR

今のMRはのんびりしているイメージですね。

ひと昔前までは「クレストール」、「サインバルタ」、「イルベタン」などレッドオーシャンの領域で戦っていて、競合他社と凌ぎを削っていました。

しかし、今の製品構成はサインバルタの特許切れにより、売れ筋の医薬品がほとんどない状態に陥っています。

ゾフルーザやラピアクタなどの抗インフルエンザ薬もコロナ禍でインフルエンザ患者が急減し、活躍する場面がほとんどありません。

だって患者さんがいないんだもの・・・

私も家族も毎年のようにインフルエンザに罹っていましたが、コロナワールドになってから1度も罹っていません。

今の製品ラインナップはマジできつい。

多動性障害治療剤の「インチュニブ」、ダニアレルゲンの「アシテア」、便秘症の「スインプロイク」などなど。

サインバルタの特許切れでかなりしんどくなっています。

やっぱりコロナ治療薬の「 S-217622 」やコロナワクチンの「S-268019」を一刻も早く上市しないといけません。

国産と言うこともあり、市場での受け入れは相当良いと思います。

ただ他の内資系も開発しているので本当にスピード勝負です。

ただ、MRの働きがいから見ると、やる気があってバリバリ仕事をしたいMRにとっては物足りない。

だけどまったりしたいMRにはいい感じなのかも。

塩野義製薬のMR数

20年度、MR数は1,150人でしたが、現在は1,000人、もしくは1,000人を割り込んでいるものと思われます。

MR1人当たりの生産性から考えるとまだまだ多い印象です。

こちらをご覧ください。

2020年のMR数から算出したMR1人あたりの生産性ですが、主要メーカーの中でも最も悪いんです。

武田薬品並みに生産性を上げるとした場合のMR数は約500人です。

もしコロナ治療薬やワクチンが上手くいかずに今後の開発品もFailしてしまうと、早期退職もあるんじゃないかな・・・。

早期退職についてはこちらのカテゴリーで紹介しています。

塩野義製薬の年収

平均年齢41歳で902万円です。

これ以外にも営業日当や福利厚生が充実しているため、実際の年収は1,000万円ほどあるはずです。

やっぱり製薬業界は恵まれた環境ですので、MRであるうちにさっさと資産を増やしておきましょう♪

MRの年収についてはこちらの記事で詳しく紹介してします。

資産構築についてはこちらの記事で詳しく紹介してします。

塩野義製薬の主要領域

「感染症」「精神・神経疾患」「新たな成長領域」になります。

「感染症」で期待されるのがやはりコロナ治療薬「 S-217622 」でしょう。

「精神・神経疾患」では認知症や発達障害などで創薬を目指しています。

ただエーザイのレカネマブが海外含めて暗雲が立ち込めています。

認知症関連の薬剤は上市するのが相当難しく、各社Phase2,3で開発を断念するケースが多いんですよね。

塩野義さん大丈夫かな・・・

「新たな成長領域」はオンコロジー・ワクチンだそうですが、メインはワクチンでこれもコロナワクチンの「S-268019」 しょうね。

オンコロジーは外資系含め競争も激しいし、開発費がかかってくるので、結構きついんじゃないかな・・・。

短期的にはやはりコロナ関連でどれだけ業績を回復できるかがポイントです。

塩野義製薬の現状

こちらは塩野義製薬の連結売上高と国内医療用医薬品の売上のグラフです。(単位:億円)

国内医療用医薬品の売上は毎年右肩下がりです。

やはり大型品のクレストールやサインバルタの特許切れが響いています。

とは言えサインバルタは後発品の供給問題があり、まだ150億円ほど売上が計上できていますが、いずれこれも縮小していきます。

サインバルタに次いで売上が大きいインチュニブは通期予想で166億円です。

それ以外の製品は100億円を超えていませんので、サインバルタの減少分を既存薬でどれだけカバーし、そしてコロナ関連で売上を拡大できるかがポイントになります。

ただし、手代木社長は事業計画から多角的な経営をされていますので、国内医療用医薬品がパッとしなくても他の分野で成功させ、塩野義製薬を成長させていくはずです。

塩野義製薬の開発パイプライン

こちらが塩野義製薬のPhase2以降の開発パイプラインです(2022年2月時点)。

塩野義製薬HP開発品一覧より作図:きよまさMRブログ

新型コロナウイルスの治療薬とワクチンが目玉ですね。

他はアルツハイマー型認知症のBPN14770でしょうね。

こちらのPhase2では良好な結果が発表されています。

既存薬と比較して素晴らしい結果が出れば一気にプレゼンス爆上げです。

期待しましょう!

コロナ治療薬で脚光を浴びている塩野義製薬の将来性を深掘りしてみるのまとめ

いかがだったでしょうか。

塩野義製薬の現状は厳しいと言わざるを得ませんが、国産という強みでコロナ関連薬の市場を拡大していけば十分逆転可能ですし、社長もそれを狙っているはずです。

そしてコロナ関連薬をグローバルに展開していく戦略もあると思います。

日本でコロナ治療薬の有効性と安全性が確認できれば、日本人と同じアジア圏でも一気にシェアを奪えると思います。

もしコロナ関連薬がうまくいかなかった場合、MR1人当たりの生産性を考えても、現状のMR数は過剰状態です。

20代~30代の塩野義製薬MRの方は転職も視野に入れて、今のうちから情報を収集しておくことをおすすめします。

おすすめの転職サイトはこちらの記事で解説しています。

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自己分析におすすめのツールとその見方についてはこちらの記事で解説しています。

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ミュージックフェアを続けるためにも頑張れ塩野義製薬!!

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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