PR.JOY有料化でビジネスモデルが破綻しようとしてない?

こんにちは、きよまさです。

3月からPR.JOYが有料化になり、医療業界を騒がせています。

PR.JOYが有料化になり、会社が利用中止したところで困るのか?

これに関してはこちらの記事で解説しています。

きよまさ

はっきり言って困ることはありません!笑

そして致命的なのが病院がPR.JOYの利用を中止することを表明し始めていることです。

突然、有料化を発表したことにより、製薬会社はもちろん、病院側の反発も買っています。

Twitter界隈でもこのPR.JOYの有料化に怒っているMRやMSが多い。

私の周りでも有料化を歓迎しているMRなど一人もいません。

製薬会社につきつけられた利用料金

個人プラン MR1人当たり月額15,000円年額18万円 

法人プラン MR1人当たり月額10,000円年額12万円 

例えば、法人プランで継続利用するとなるとMR一人当たり年間で12万円の経費がかかってきますね。

MRが1,000人いる会社だと1億2千万円の経費がかかってきます。

全く無視できないほどの莫大な金額です。

もう少し視座を上げて計算してみます。

現在MRは57,000人ほどいますので、もし仮にMR全員が法人プランに加入したとします。(完全に有り得ませんが・・・)

その額なんと68億4千万円!

きよまさ

まぁ、全員が加入するなんてありえませんけどね

大手製薬会社は1社で2,000人ほどMRを抱えていますので、

仮に大手製薬会社が5社でも法人プランに加入してくれたら10,000人分の利用料金を回収できます。

それだけでも年間12億は売上として見込めるわけです。

下の図はPR.JOYを運営するDr.JOYの決算状況です。

純利益、利益剰余金ともに大赤字なわけですので、売上の拡大を行わなければ会社の存続すら危うい。

もし仮に製薬会社から賛同を得ることができていれば、素晴らしいビジネスモデルを構築できた可能性大です。

しかし、現実はどうかと言うと

国内最大手の武田薬品が利用中止をするなど、製薬会社からの賛同を全く得ていません。

日刊薬業やRisFaxでも取り上げられるほどです。

経営陣から賛同を得れなかったとしてもMRが

「PR.JOYは絶対必要だ!!契約しろ!!」

と声を上げれば状況は変わるかもしれませんが、エンドユーザーのMRの賛同すら得れていない。

むしろ反発しかありません(笑)。

加えてPR.JOYを利用しているMRのもとに

「ライトプラン案」に関するアンケートが来ています。

これで上層部やMRからさらに反発を買ったと思うんですね。

◆MRにアンケートをとることを各社と合意できていたのか?

◆MRにアンケートを取る意味ってないよね?

そもそも思うのが、営業経費に関わってくる重要なアンケートを製薬会社側に事前に説明して合意を得ていたのか?ということです。

突然の有料化発表、突然のアンケート実施、すべてが唐突なんですよね。

営業でもそうですが、順番を間違えると、取り返しがつかない事態になりかねます。

例えば教授に何も言わずに、勝手に学内の講演会を進めたら、怒られるし、中止になることだってあります。

こういったことと構造は同じなんですよね。

おそらく今回のライトプラン案のアンケートも各社上層部の合意は取っていなかったんだと思います。

そしてこのアンケートをMRにとる意味ってあります?

MRが自分の給料から支払うわけではないので、全く持ってこのアンケートの意味がないと思うんですよね。

もし自分の給料から天引きされますってなったらMR全員が利用しないって答えになるのは明らかです。

出来れば選択肢に「0円」という項目を入れてほしかった(笑)。

なぜこれだけMRから反発を食らうのか?

私の周りのMRで

「PR.JOYは有料になっても継続するべきだ!」

って言ってる人は誰一人いません。

加えて突然の有料化の発表により少なからず現場に迷惑がかかっています。

継続しないMRは各病院に説明し、代替案を提案する必要があります。

ただでさえ忙しいのに余計な仕事が増えています。

医療機関側もそうです。

医療機関側からするとどのメーカーが継続するのか把握しなければいけない手間が発生していますし、継続しない製薬会社に対しては新たな連絡手段を通達しなければいけません。

今後も医療機関側は無料でDr.JOYのシステムを使えるので、院内のインフラでDr.JOYは継続するけど、製薬会社との連絡手段は別のシステムを導入するって病院も増えてくると思います。

ただ、継続してくれる病院が多いのなら良いのでしょうが、最近はDr.JOYの利用自体を辞める病院が出てきています。

私の担当病院の半分は利用中止すると連絡が来ました。

すべての製薬会社とPR.JOYを介して簡単に連絡ができると言うメリットがなければ利用中止にすると言うことは、院内のインフラ整備に対するメリットもそこまで大きくないのか知れません。

もはやビジネスモデルの破綻が生じていると言っても過言ではありません。

やはり以前の記事で解説したように、PR.JOYがなければ「医師」とのコンタクトができないという状態まで到達させて有料化にするべきだったと思います。

きよまさ

病院経営者や薬剤師だけでなく、MRが主戦場とする医師に対してもっと営業をしておくべきだったよね。

PR.JOYのビジネスモデルが破綻しようとしているのまとめ

これからどうなっていくんでしょうか。

3月中にライトプラン案に関するアンケート結果を発表すると言っていますが、果たしてライトプランに乗っかる製薬会社が出てくるのか甚だ疑問です。

おそらくライトプランを出しても状況は変わらないんだと思います。

携帯料金じゃないんだからさ・・・。

お忙しいところ最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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