MR白書2021年を深掘りします

こんにちは、きよまさです。

MR認定センターより「2021年度版MR白書」が発表されています。

結論から言うと、しっかりとMRが減り続けています。

だけどMRという職種がなくなることはありません。

その理由についてはこちらの記事で解説してますが、製薬会社は新薬創出力が最も大事ですが、新薬を売ることも大事です。

MRはいらないの?

新薬を売るためにはやっぱりマンパワーは必要で、そのために製薬会社はMRを雇っています。

MRの本質は「営業マン」です。

MR学習ポータルの問題で、「MRは自社医薬品の売上を上げることだ」と回答したら、思いっきり不正解になりました。

「は?」

「アホなのか?」

MR学習ポータルの教材や使い勝手も悪いですが、問題もクソレベルです。

まぁ、仕方ないんですけどね・・・。

MRは定義上、自社医薬品の売上を伸ばすことではなく、適正使用の普及に努めることとされていますが、リアルは自社医薬品の売上を上げるためのプロモーションをしています。

そうでなければ、ガチガチに縛られたプロモーションコードなどないわけですから。

もうほんとに笑えるくらいガチガチに縛られていますからね。

会社によっては説明会のスライドがパワーポイントではなくPDFで配布され、スライドの順番も変えることができない状態です。

どれだけMRは信用されていないんでしょうか笑

こういったこともあり、自ら考えることさえしようとしない金太郎飴MRが大量生産されてしまうんですよね。

待てよ・・・。

もしかすると製薬協に加盟している会社が裏で結束して金太郎飴MRを大量生産しようとしているのではないか?

そうなると顧客はMRと面会しても「つまらない」「有益ではない」「時間のムダ」となり、MRと会うことを拒否し始める。

面会できる顧客が減れば、当然MRは不要になる。

MRが減れば人件費を抑えることができる。

「MR減らそうぜ」

MRが減り続けている背景を深掘りすると色々なことが想像できますね。

理由はどうであれ、日本のMRの数が減り続けています。

オンコロジー・スペシャリティ・プライマリーなどの領域に関わらずです。

それでは2021年度版MR白書を深掘りしていきましょう!

2021年度版MR白書から分かるMR数の推移

2021年度版MR白書では2020年までのMR数が開示されています。

前年比は綺麗なほど、右肩下がりです。

売上目標達成率が毎年右肩下がりのポンコツMRと同じです。

2019年12月に中国武漢地区でCOVID-19が報告され、その後、数カ月で世界的パンデミックを引き起こしています。

日本でも2020年3月から患者が急増しMRの訪問規制が厳しくなりました。

その頃からMR不要論の声が目立つようになりましたが、それ以前からMRの数は安定的に減り続けています。

2021年度版MR白書から分かるMR数の減り方

それでは単純に増減数だけで並べてみます。

2020年は過去最高です。

なんと3,572人のMRがこの世から消えてしまいました。

塩野義製薬の従業員数がちょうど3,500人くらいなので、国内準大手製薬会社が1社まるまるなくなったくらいのインパクトです。

これってけっこう凄いことですよね笑。

2021年はアステラス製薬などが大量に早期退職を実施したこともあり、おそらく過去最高を塗り替えるはずです。

早期退職についてはこちらで詳しく紹介してします。

早期退職ではないけど仕事についていけずに辞めていった若いMRなんかも増えている気がします。

でもそういう人たちはどこの業界に行っても同じだと思うんですよね。

むしろ製薬業界は抜群に恵まれています。

年収もまだまだ高いし、福利厚生も恵まれています。

私なんかは30代ですが年収1,000万円を突破しています。(副業の収入は含まず)

MRの年収についてはこちらの記事で詳しく紹介してします。

MRで働きながら、副業や資産運用に励むことで、将来に備えるための資産も作れます。

副業についてはこちらの記事で詳しく紹介してします。

資産形成についてはこちらの記事で詳しく紹介してします。

MRの仕事は以前よりも面白みがなくなってきているのは事実ですが、その中で自分なりにやりがいを見つけていった方が仕事が楽しくなります。

「そのやりがいが見つからないんですよ」

って言う人が多いんですが、そんなの自分で無理にでも見つけるしかありません。

会社に依存したマインドから脱却し、会社を利用してやるというマインドに変えればいいんです。

自分の人生の中で上手く会社を利用して、一個人としてのスキルや経歴を高めて、年収を上げるために容赦なく転職してやりましょう!

MRにおすすめの転職サイトはこちらの記事で詳しく紹介してします。

転職サイトランキング

2021年度版MR白書から分かる管理職の推移

今年MRから営業所長などに出世した人も多いんじゃないでしょうか?

私なんかは営業所長には向いていないと思うので、全くなりたいと思いませんが、周りには出世欲にまみれた超絶ゴマすりMRが多くいます。

マジでゴマを擦りすぎてその人たちの手から煙が出ています笑。

手動発火器MRです。

火がなくて困った時はその人たちに頼りましょう。

管理職の数自体は増減を繰り返しながらですが、8,000~9,000人のレンジです。

2020年は対前年比94.6%で469人減っていますね。

それではMR数に占める割合はどうでしょうか?

2018年から増加傾向にありますね。

だいたい15%程度なので、MRが10人いたら1~2人が出世して管理職になる感じです。

まぁそんな感じですよね。

それでは管理職1人あたりのMR数はどうでしょうか?

2017年から管理職1人あたりのMR数は減り続け、2020年は6.5人になっています。

一般的に、スパン・オブ・コントロール(1人の上司が直接管理できる適正人数)は5~7人程度とされているので、適正な数になってきています。

スパン・オブ・コントロールとは

経営学で使われる用語で、ひとりのマネジャーが直接管理している部下の人数や、業務の領域(範囲)のことです。

2011年から2016年にかけては多すぎたということです。

プライマリー全盛の時代なので無駄にポンコツな所長が多かったですよね。

「コール数を稼げ~!!」

「製品名を連発しろ~!」

「説明会をやりまくれ~!」

「接待しろ~!」

「新規処方を取ってくるまで会社に帰ってくるな~!」

自ら咀嚼せずに上層部から言われたことだけを上から下にただ伝えるだけの伝書鳩所長が多かった笑。

ただ現代でもこういった管理職はけっこういます。

所長と言う肩書にしがみついているだけの人は自ら役職を降りてほしいと心から願います。

これからもMRの数は減り続けていくと思いますので、このスパン・オブ・コントロールの適正化を保つために管理職自体の数も減り続けていくはずです。

内資系・外資系・コントラクトMRで減り方に違いはあるか?

こちらが内資系・外資系・コントラクト別に見たMR数の推移です。

内資・外資・コントラクトともに2016年から人数が減っています。

もともとのMRの数が内資系の方が多いので、人数は内資系の方が多いんですが、減少率で見ると外資系の方が多いですね。

思い切った人員整理を外資系は行いますので、当然と言えば当然ですが、内資系でもけっこうな人数が減っています。

どちらに勤めていようがMR減少は起こるということですね。

ただ、コントラクトMRは海外のように日本でも爆発的に増えると言われていましたが、ふたを開けてみると減り方は少ないですが131人、3.3%減っています。

ただし、MR全体に対するコントラクトMRの割合は高まっていますので、需要は増えています。

今後、MR全体の数は減り続けていくはずなのでコントラクトMRが占める割合は更に増えるかもしれません。

コントラクトMRについてはこちらの記事で詳しく紹介してします。

未経験からMRを目指すならまずはこのコントラクトMRですね!

未経験の方におすすめの転職サイトはこちらでご紹介しています。

MR白書2021年を深掘りしますのまとめ

MRの人数はこれからさらに減ることは間違いないと思います。

淘汰される側に行くのか?生き残る側に行くのか?違う道に進むのか?

どちらにせよ、会社に依存する働き方・マインドはやめた方がいい。

このブログでも一貫して書いていますが、MR一人当たりの生産性が上がれば、給料は上がっていくかもしれません。

製薬会社は圧倒的な営業利益率を誇ります。

そんな会社を上手く利用してやりましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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