【現役MRが解説】MRの年収って誰でもどの製薬会社で働いていても1,000万円を超えるのか?

こんにちは、きよまさです。

MRになりたい!って思っている人の多くはその年収の高さに惹かれている人が多いと察します。

きよまさ

私もその一人でした!

私の社会人生活は医薬品卸からスタートしました。

医薬品卸って仕事の割には給料が低いんですよね・・・。

➢MSの年収についてはこちらの記事で解説しています。

サラリーマンの給料の高低は様々な要素が絡み合ってきますが、やっぱり働いている業界や会社次第ってところが大きいと思うんですね。

卸売業の年収が全般的に低いのは利益率がとても低いってことに起因しているんです。

なんと医薬品卸の利益率は平均で1%程度なんです。

➢医薬品卸の利益率がなぜ低いのか?

一方で製薬会社の利益率は各社バラツキはありますが、二桁台です。

これから製薬会社に就職もしくは転職することを考えている方に向けて、現役MRがその年収について解説していきます。

本記事を読むと分かること

MRなら誰でも1,000万円を超えるということはありません。

MRの年収ランキングTOP10

こちらが製薬会社の平均年収トップ10になります。

引用:https://answers.ten-navi.com/pharmanews/18825/

現役MRから見ると馴染みのない会社が並んでいますね。

1位のソレイジアファーマはなんと1,560万円です。

しかし、この会社は従業員数が17名のベンチャー企業ですので、MRと言うよりも経営陣の年収を表していると思います。

きよまさ

リアル感があんまりないんですよね

2位のアンジェスも従業員90名の遺伝子医薬のベンチャー企業です。

どちらも創薬メインで、開発品を導出して利益化するビジネスモデルなので、現時点でMRはいないはずです。

3位のそうせいグループもそうですね。

MRが大多数を占める製薬会社の平均年収で見ていった方がリアル感があります。

そこでMRが従業員の大多数を占め、勤続年数が10年以上の製薬会社でTOP10を出してみます。

大塚HDは勤続年数が2.9年のため除外

これはかなりリアル感があるTOP10です。

40歳を超えると上位5社は平均年収で1,000万円を超えるという事が分かるかと思います。

➢第一三共の企業分析についてはこちら

➢武田薬品工業の企業分析についてはこちら

でも管理職が平均年収を上げてるんじゃないの?

こんな疑問を持っている人もいると思います。

確かに40歳となると営業所長や支店長などの管理職に昇格しているMRもいます。

製薬会社の所長クラスの年収は各社年齢などで様々ですが、多くは1,200万円~1,500万円のレンジに収まっています。

➢製薬会社の管理職のメリットとデメリット

➢これからの管理職におすすめの本についてはこちら

しかし、外資系内資系問わずに40歳近くで職位が高ければ、MRでも1,000万は十分射程圏内です。

ただし中堅メーカーや後発品メーカーだとMRで1,000万円を超えることは稀かもしれません。

➢後発品MRの年収についてはこちら

平均年収が高いのは分かったけどそれだけ仕事がきついんじゃないの?

年収が高くても仕事が激務だとあまり魅力的ではないかもしれませんよね。

でもMRの仕事が激務か?と言われるとそんなことはありません。

➢MRの仕事についてはこちらの記事で解説しています(新卒向け)

毎月の売上目標を達成しなければ給料が出ない!なんてこともありません。

今の時代は毎月の売上を達成させるために無理やり医薬品を詰め込むこともなくなりました。

飲食接待もゴルフ接待もありません。就業時間外のQOLは確実に向上しています。

じゃあ、なんでMRの年収が高いの?

前述したようにMRの給料が高い理由は製薬業界の利益率が高いからです。

一般的に「仕事が激務=年収は必ず高い」という構図は成り立っていません。

利益率が高い分、新薬を創薬するためには莫大な時間とお金がかかるので、どれだけ研究にお金を回せているか?も大事です。

有望な新薬を開発し、利益を出して、それを研究費用に回し、また有望な新薬を市場に出していく。

このループが製薬会社のビジネスモデルです。

➢おすすめの内資系製薬会社について知りたい方はこちら

➢おすすめの外資系製薬会社について知りたい方はこちら

最近は後発品が発売されたら直ちに容赦なく後発品に切り替えられるので、製薬会社にとってどれだけ新薬を出せるかが重要なんです。

そういった意味で国内中堅メーカーは厳しいはずです。

➢内資系製薬会社のパイプラインについて知りたい方はこちら

MRの年代別平均年収は?

公式なものは存在しませんが、ネットを検索すれば色々と出てきますね。

ただし、違和感があるものも多く、男女別や都道府県別で出しているサイトなどもあります。

まず、MRの給料で男女差は全くありません!

そして都道府県別でも差などありません!

最近では年功序列を廃止している製薬会社がほとんどで、職位に応じて年収が決められるので、年代別で平均年収を出すこと自体に意味がないのかしれません。

とは言え、職位を上げるにはそれだけの経験と実績が必要ですので、年齢と年収はやっぱり比例しています。

私の経験と他社MRの生の声から算出した年代別平均年収です。

あくまでも参考程度です。これが全てではありません。

管理職に出世せずとも、MRで職位を上げていけば1,000万プレイヤーに近づきます。

これは外資系内資系問わず同じです。

しかし、40歳以上でも職位(グレード)を上げることができなかった場合は、大手製薬会社でも800~900万円で頭打ちなんてこともざらにあります。

20代では経験と実績がまだ足りないところもあるので1,000万を狙うのは難しいんですが、30代では職位(グレード)を最上位まで上げることができれば1,000万円を狙えます。

内資系よりも外資系の方がこのへんはハッキリしていると思います。

そして中堅製薬会社よりも大手製薬会社の方がやっぱり年収は高いですし、会社としての将来性もあります。

きよまさ

MRはもともと年収ベースが高いので、大手なら1,000万プレイヤーを目指しやすいとは思います

すべては自分の働き方次第ってことです!

製薬会社は福利厚生が抜群に手厚い

誰でも年収1,000万円を超えることは難しいとお伝えしましたが、MRは年収以外に圧倒的な福利厚生の良さがあります。

製薬会社の福利厚生

・営業日当

・住宅手当

・残業代

・家族手当

営業日当について

MRには「営業手当」と「営業日当」が支給されます。

同じ手当で何が違うの?

営業手当とは毎月決まった金額が給料として支払われます。

要は営業マンと言う労務の対価としてお金をもらえるという事ですね。

この営業手当は課税されますので、額面から税金が引かれたお金が手元に届きます。

例えば額面で30,000円の「営業手当」であれば、税引で25,000円が手元に残るって感じです。*税金の計算は正確ではありません。分かりやすい数字で書いています*

一方で「営業日当」と言うのが何かと言うと、外勤しなければ発生しなかった「経費」や「食費」などに対して支払われる手当のことです。

ですので外勤しなければこの日当はもらえません。

ちょっとでも外勤すればもらえるの?

これは各社によって「3時間以上の外勤」とか「6時間以上の外勤」などと違いがあります。

大体の相場は2,000円~4,000円程でこれも各社によってバラバラです。

営業日当は外勤しなければ発生しなかったはずの諸経費(食費含む)として支払われる性質のものなので、本来ならば営業日当は外勤しなければ支払う必要もなかった費用を実費精算するのが正解かもしれませんね。

製薬業界だけの特別ルール?ではなく他業界の営業マンでもこの営業日当がある会社もあります。

そしてこの営業日当の凄いところはすべて「非課税」だということです。

毎日外勤できれば40,000円~80,000円ほど、給料とは別に「非課税」でもらえるわけです。

きよまさ

一日中会議や研修などがある日があって毎日外勤はできません・・・

それでもこの営業日当はすごく家計を助けてくれますよね。

住宅手当について

製薬業界の住宅手当は本当に手厚いと思います。

各社によってその補助額にバラツキはありますが、軒並みその水準は高いです。

良いところだと家賃の80%を会社が負担してくれます。しかも非課税というところが素晴らしい。

例えば、10万円の家賃のマンションに住んでいる場合、給料から2万円が天引きされる仕組みです。

8万円が給料に上乗せされるのではなく、家賃の20%が給料から天引きされるので、課税されません。

居住地により家賃の上限は異なります

きよまさ

MRは全国転勤していきますので住宅手当は手厚くしているのかもしれませんね

残業代について

多くの製薬会社はMRにみなし労働制を適応しているので、基本的に残業代は発生しません。

しかし、MRで働いていれば、通常業務で夜遅くなることも多くあります。

通常の営業活動で夜遅くなる場合の残業代として、前述した営業手当が支払われている背景があります。

しかし、講演会など業務終了が夜遅くなる場合においては残業代を支払っている会社が多いです。

最近はオンライン講演会が当たり前になり、講演会の量が増加傾向のため、残業代を多くもらっているMRも多いと思います。

➢オンライン講演会が増えたことによるメリットとデメリットについて

家族手当について

この家族手当は支給される会社とされない会社に分かれてきます。

外資系で家族手当を支給している製薬会社は少ないと思います。

主には内資系製薬会社に家族手当があります。

金額は家族一人につき10,000円~15,000円ほどですね。

家族が多いと生活費が多くかかるので、ありがたいですよね。

【現役MRが解説】MRの年収って誰でもどの製薬会社で働いていても1,000万円を超えるのか?のまとめ

MRになればだれでも1,000万円を超えるなんてことは有り得ません。

MR活動をがんばって実績を出して職位を上げていく事が必要です。

内資系外資系問わず最近はこの傾向がより鮮明になっていると思います。

多くの製薬会社はMR一人当たりの生産性を今よりも上げていくために早期退職などを使って、MRの数を削減していくはずです。

ただし、会社に必要とされるMRであれば必ず生き残れると思います。

その場合、今よりMRの平均年収が上がっているかもしれません。

年収を上げたいなら、社内で職位を上げる方法以外に転職することも全然ありだと思います。

転職前のベースとなる年収は上げておけば、年収交渉も自分の希望金額に近づきますので、やっぱり今の会社で年収を上げておくことは大事ですよね!

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教授

お忙しいところ最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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