こんにちは、きよまさです。
今、MRと付き合っていて、将来は結婚を考えている女性の方向けにMRと結婚するメリット・デメリットを解説していきます。
本記事は私の奥さんも含めて数名のMRの奥様方にインタビューしてまとめました。
・生活に困ることはない
・いい家に住める
・長期休暇で旅行に行ける
・子供の教育に良い
・単身赴任は覚悟する(これが一番大きいデメリット)
・育児・家事の手伝いができない日が多い
・旦那のメンタルを心配することになるかもしれない
コンテンツ
MRと結婚するメリット
まずはMRと結婚するメリットを解説していきます。
MRと結婚すると生活に困ることはない

製薬会社の規模によって年収の違いはありますが、MRは総じて平均年収が高いということで有名です。
➢MRの年収について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
めちゃくちゃ贅沢な生活を望まなければ、旦那の給料だけで不自由なく生活する事は全然できます。

具体的にどれだけ稼いでいるの?
製薬会社の規模によって年収は変わってきますが、大手の製薬会社であればこんな感じです。
ここから税金がとられ、手取りは少なくなりますのでご注意ください
20代前半・・・500~600万
20代後半・・・600~700万
30代前半・・・700~800万
30代後半・・・800~900万
40代以降・・・900~1,100万
管理職・・・1,000万~2,000万(肩書が偉くなればなるほど高い)
年収以外にも福利厚生が充実しており、家計で大きな出費となる住宅費を抑えることができます。
MRと結婚すると一馬力でもお金に困る事はほとんどないと思います。実際にMRの奥様方は専業主婦の方が多いです。
そして製薬業界は不況にも強い業界です。不況になって病気に苦しむ患者さんがいなくなるわけではありませんので、医薬品の需要は安定しています。
さらにMRには営業車が支給されていることがほとんどです。
もし私用で使うことを許されている製薬会社に勤めていたら、自家用車を持つ必要はありません。
➢自家用車を持たなければどれだけ節約できるのか?について解説した記事はこちら
しかし最近ではMRの早期退職が行われていますので、リスク分散を考え、働けるうちは2馬力で家計を支えることをおすすめします。
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MRと結婚するといい家に住める

年収が高いからいい家に住めるわけではなく、住宅に関わる福利厚生が良いのでいい家に住むことができます。
ほとんどの製薬会社が家賃の70%~80%を会社が負担してくれます。
例えば家賃10万円であれば、2万円で住めます。8万円が給料に上乗せされるのではなく給料から天引きされますので、所得税などでその分が課税されるわけではありません。
つまり税制上も優遇されているんです。
のちほど紹介しますが、MRは全国転勤が基本なので、住宅に関わる福利厚生が充実しています。
MRと結婚すると長期休暇で旅行に行ける

基本的にMRは土日祝日は休みです。そして年末年始やゴールデンウィークなどでも有休を使って、長期休暇にすることが可能です。
会社によっては年末年始やゴールデンウイークが長期休暇になるように全社で有休を設定したりしています。
今はコロナ禍で旅行に行くことが難しいですが、コロナが終息すれば、こういった長期休暇を使って家族旅行を計画する事が余裕でできます。
有休もとりやすい環境ですので、子供のイベントなどに合わせて、有休を計画的に取得できます。
MRと結婚すると子供の教育に良い

さきほどご紹介したようにMRは長期休暇や有休を取りやすい環境です。
休みを使って、色々な場所に出かけることができます。
子供が小さいうちは家族でキャンプに行ったり、釣りに行ったりと自然に触れあえる場所に出かける人が多くいます。

子供にとっても自然と遊べる場所に出かけることができるのは楽しいことですよね。
大きくなると遊びたくても遊んでくれなくなるので、小さいうちに子供と遊びまくりましょう。
そしてMRである以上は勉強を続けていかなければいけません。
これができない人はMRに向いていないですね。
医薬品に関わる疾患情報や制度、エビデンスは日々アップデートしていきます。
その都度、相手に説明できるレベルまで勉強しなければいけません。
社内テストなども定期的にありますので、勉強しないMRはすぐにバレてしまうし、何より先生方から信頼されません。
そういったこともあり、仕事から帰ってきた時や休日に勉強をしている人が多いんです。

子供にとっては日々勉強している親の姿を見ることができますので、勉強の習慣化にも繋がっていきます。
MRと結婚するデメリット
それではMRと結婚するデメリットを解説していきます。
単身赴任は覚悟しておく

MRは年収や福利厚生に恵まれている反面、全国転勤があります。
子供が小さいうちは家族一緒に異動できますが、中学生以上になってくると受験を控えているため、家族一緒にというわけには中々いきません。
いつまで転勤についていくか?という問題は確実に起きます。
家族で転勤についていかなければ、そこから夫だけが単身赴任で行く事になります。
実際に中学生以上の子供がいる男性MRで単身赴任している人は多いんです。
いつかは定住する土地を決めて、そこから夫は単身赴任する覚悟を決めるタイミングが来ると思います。

もし単身赴任になったら帰省代を会社が負担してくれます。
しかし、夫の単身赴任先でかかる生活費が別に発生してきますので、家計にとってはマイナスです。
やはり子供が小さいうちにある程度の資産を増やしていくことをおすすめします。
育児・家事の手伝いができない日が多い

MRは帰りが遅い日が多いです。
なぜかと言うと先生との面会が診察終了後だったり、一般的に夜の時間帯に開催される講演会などがあるからです。
ITの進歩とコロナの影響で製薬会社が主催する講演会もオンライン化しています。
オンライン化することで経費を抑えることができるため、講演会の量自体が増えてきています。
コロナが終息してもこれは変わりません。
コロナ前のように診察終了後の対面面会が復活し、講演会の量も増えることで、ますます帰りが遅い日が増えてきます。
平日は家事や育児の手伝いをすることが難しくなってきますが、その分休日はしっかりあります。
休日に家事や育児を手伝ってもらいましょう。
旦那のメンタルを心配することになるかもしれない

MRの営業相手は医師ですので、一般的な営業職と比べると気を使う場面が多いと思います。
大学病院の教授ともなればなおさらです。
ストレスがかかってくる場面が多く、メンタルがやられるMRも少なくありません。

そのMR以上にストレス負荷がかかるのが中間管理職です。
中間管理職はどちらかと言うと社内のストレスですね。
言う事を聞かない部下としつこく追及してくる上司の板挟みにあうと一撃でストレスMAXです。
そしてその状態が続いてしまうと間違いなくメンタルKOです。
彼氏や旦那が管理職の場合は奥さんがしっかりと支えるということをより意識した方が良いと思います。
➢製薬会社の管理職のメリット・デメリットを解説した記事はこちら
MRと結婚するメリット・デメリットを解説【MRの奥様方に聞いてみました】のまとめ
MRと結婚するメリットとデメリットを解説してきました。
MRが恵まれた職種であることは間違いありません。
もしあなたの彼氏が「20~30代で年収400万以下、それなのに休みも全然取れない」のならMRへの転職をおすすめするのもアリです。
数人のMRの妻たちに話を聞きましたが、皆さん口を揃えてMRと結婚するメリットがデメリットを上回ると仰っていました。
私も長年MRとして働いていますが、そう思いますし、私の妻もそう言います。
最も大きいデメリットの「単身赴任を覚悟する」ってことさえ受け入れることができれば、結婚相手におすすめの職業だと思いますよ。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
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