現役MRがエリア担当MRのスケジュールを解説

こんにちは、きよまさです。

今年製薬会社にMRとして入社した人って今まで誰も経験したことがない環境下で研修を受けたかと思います。ホテルの部屋からオンラインで研修に参加して、たまに会社に集合する。こんな感じだったんですかね。

来年製薬会社に入社する人もそういう形式なのか知れないし、これからは自宅で入社式!ってこともあるかもしれませんね。すごい時代だ( ゚Д゚)。

新人MRがまずするべきことは何と言っても「MR試験に合格する」ことですよね。しかし、同時に仕事もしなければいけません。この時期が一番ストレスを抱えると思います。

多くの新人MRさんはプライマリー担当者になるかと思いますので、今日はプライマリーでエリア全体を担当する包括MRの仕事を書いていきます

担当エリアや施設について

エリアの範囲について

担当するエリアの範囲は製薬会社によってバラバラです。規模の大きい製薬会社はMRの人数も多いですので、一つの県に配置されているMRの数も多いということになります。以下は2018年度版ですがMR人数のランキングです。

https://ilsnet.co.jp/files/service/publication/mr18.pdf

やはり第一三共や武田薬品などの大手製薬会社はMRの人数が多いですね。

第一三共のMRはすべての医薬品を一人のMRが扱っているので担当エリアは狭いです。

武田薬品は外資系みたいに専門領域性を敷いているので担当エリアが広い。

ジェネラリストかスペシャリストか?

これで一人のMRが担当するエリアの範囲は決まってきます。

例えば、大手製薬会社はA県を20のエリアに分けて、20人で担当します。

逆に規模の小さい製薬会社はA県を3つのエリアに分けて、3人で担当するみたいなイメージです。

個人的にはジェネラリスト制が良いと思っています。

なぜなら担当する疾患が多いため知識が増えていくことと、やはり担当するDrの数も少ないですので、より深い人間関係を構築できます。

第一三共が優れたMRのアンケートで毎回1位をとっているのはこういった背景があると個人的に思っています。

担当する施設や先生について

新人MRがいきなり大学病院を担当することはまずありえません。

まずは街のクリニックや病院を包括で担当することからスタートしていくのが王道です。

第一三共のようにジェネラリストMRであれば、ターゲットとなる先生たちのカバー範囲は広いです。

しかし最近では外資を中心に領域性を敷いている製薬会社が多いため

そういったスペシャリティMRはどの領域を担当するのかでターゲットとなる先生たちが決まります。

例えばノボノルディスクファーマは糖尿病領域に特化していますので、主に糖尿病専門医がターゲットとなります。

そして、最初から市場が大きい施設や影響力がある先生などを担当することはあまりないと思います。

そういった施設や先生たちは優秀な先輩MRが担当します。

まずはMRとして仕事に慣れていくことが大事ですので、クリニックを主に担当することになると思います。

包括で担当することで得られる仕事の楽しさ

担当エリアの治療の流れを変えることができる

エリアで担当するやりがいの一つとして、担当医療圏の治療の流れを変えることも不可能ではありません。

どういうことかと言うと、具体的な事例を使って紹介します。

B市にはB総合病院があります。

その病院にはB市のほとんどの重症糖尿病の患者が紹介され、インスリン強化入院します。

そこで使われるインスリンがすべて自社のインスリンであれば、退院して、かかりつけのクリニックに戻る時には自社のインスリンが処方されて戻っていきます。

他社の医薬品よりも自社の医薬品の方が優れていれば、患者さんにとってそちらの方が良いですよね。

他にも「クリティカルパス」に自社医薬品を採用させるなどもあります。

「クリティカルパス」とは、ある病気の治療法を病院がルール化しているものです。

つまり「クリティカルパス」に自社医薬品が採用されれば、勝手に処方される「仕組み」が出来上がります。

担当医療圏の治療の流れを変えることができれば、エリア全体にわたってその波及効果の恩恵を受けることができ、売上も伸びていきます。

医薬品卸MSが助けてくれる

プライマリーMRは医薬品卸MSとクリニックや薬局に同行訪問をして、製品を紹介していきます。

そういった活動などでMSさんと信頼関係を構築していきます。

MSさんはクリニックや薬局を毎日訪問していますので、多くの情報を持っていますし、顧客との関係性も強いです。

そういったMSさんが困ってるときに力になってくれます。

最近はコロナのためMRの訪問を規制している施設が増えています。

そういった中でもMSだけは訪問できる施設もあったりします。

さすがに製品のPRはできませんが、ちょっとしたことは頼むことができます。

例えばオンライン面会の予約をとってもらったり、オンライン講演会の案内などはしてもらえます。

MSさんはMRが困ったときに、助けてくれる存在です。

他社の新人MRと仲良くなれる

担当エリアに配属されると他社で同期の新人MRも同じように配属されてきます。

そして、同期会が結束され、親睦を深めていきます。

男女だと付き合ったりするMRもいたりします。

縁もゆかりもない土地に配属されれば、不安だらけです。

しかも今年あるいは来年入社するMRは会議がオンライン中心になっているので会社の同僚とも直接顔を合わせる機会があまりないかもしれません。

そうすると孤独感に襲われるかもしれません。

そんなときに同じ環境の同期は心強い味方になってくれます。

ぜひ同期会には積極的に参画して下さい。

エリア担当者の1日のスケジュール

それでは、エリア担当MRの1日がどういうものかを解説していきます。

コロナ前のエリア担当者の1日

9:00~ 医薬品卸さんに行ってMSさんと面談(可能な限り卸さんを回って、クリニックの情報を収集します)

10:00〜 会社に戻って内勤作業

12:00~ 午前診察終了のタイミングで数軒のクリニックを訪問

14:00~ ランチ(MSさんとランチすることも多いです)

15:00~ 病院を訪問し、医局前で先生と面会

16:00~ クリニックを数軒訪問

18:30~ 日報入力し、終了

コロナ後のエリア担当者の1日

9:00〜 オンライン会議

10:00〜 自宅で内勤

12:00~ 午前診察終了のタイミングで訪問可能のクリニックを訪問

14:00~ ランチ

15:00〜 上司や先輩とオンラインでロールプレイの練習

16:00〜 クリニックに訪問したり、病院の先生とオンライン面会

18:30〜 日報入力し、終了

現役MRがエリア担当MRのスケジュールを解説のまとめ

冒頭でも触れましたが、新人MRがやるべきことはまずは「MR試験に合格すること」です。

MR試験に合格するための勉強と、自社医薬品の勉強、現場で営業とやるべきことが多くて、大変です。

この大変な時期を乗り越えて無事にMR試験に合格してやっと半人前です。

そこから現場で仕事を覚えていって3年ほどでようやく一人前になっていきます。

優秀なMRは絶対に生き残れます。

入社して3年間はがむしゃらに働きましょう!

それでは!

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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