イーライリリーを早期退職した先輩が転職を決めるまで

こんにちは、きよまさです。

以前、イーライリリーに勤めている先輩が早期退職するかもしれないと言う記事を書きました。

そして実際に早期退職を使い、会社を辞めました。

早期退職で割増された退職金をがっぽり稼いで、そして、なんとイーライリリー時代と変わらない年収を維持して他社に正社員で転職を決めています。

きよまさ

おめでとうございます!

コロナ禍で求人が少ないのに今の年収を維持して転職できるなんてすごいことです。

転職が決まるまでの経緯を聞いてみました。

この話の結論

やっぱり転職サイトに複数登録しておくことが大事

先輩のプロフィール

山田先輩のプロフィール

年齢:40代前半

家族:奥さんと子供2人の4人家族 

領域:筋骨格・中枢神経

担当施設:大学病院、基幹病院

年収:約1,000万

筋骨格と中枢神経領域のメイン商品は「フォルテオ」と「サインバルタ」です。

フォルテオはすでに持田製薬などがバイオシミラーを発売し、売上が減少しています。

サインバルタも後発品が発売されました。

今の日本で後発品が発売されると容赦なく切り替えられ、売上が激減します。

だからこそ新薬を発売し続ける製薬会社でなければ生き残ることはできません。

どの製薬会社で働いているのか?

そしてその会社が有望な新薬を開発パイプラインに備えているのか?はとても大事です。

もともと山田先輩はイーライリリーの筋骨格・中枢神経領域の将来性には不安を感じていました。

そんな時、早期退職募集が開始されました。

どうですか?山田さんの年齢や家族構成で早期退職に手挙げしますか?

私は山田先輩に早期退職するのを思いとどまった方が良いと言いました。

コロナ前なら求人が多くあり何とかなるかもしれませんが、今はコロナ禍でMRの求人数が少なくなっています。

年齢などを考えても確実に次の転職先が決まると言えません。

しかし山田先輩は早期退職に手挙げしました。

きよまさ

嘘でしょ!!考え直した方がいいですって!!

山田先輩は社内でも優秀なMRと評価されていたみたいなので、会社としては残ってほしいハイスペックMRです。

しかしいくらハイスペックMRでも今の転職環境は決して良いとは思えません。

山田先輩には自信があったのかもしれません。

山田先輩

俺ならいける!!絶対何とかなる!!

きよまさ

どこからそんな自信が湧いてくんの笑

山田先輩の目標はこうです。

■退職金の割増をゲットしたい

■がっぽり退職金をもらって、次の会社でも今の年収をキープする

■退職金の割増をゲットしたい

これは達成できます。

きよまさ

だってそういう条件で辞めるんですから

■がっぽり退職金をもらって、次の会社でも今の年収をキープする

ここですよね。問題は。

今の年収って1,000万ですからまずMR以外の職種では無理です。

当然、山田先輩もMRでの転職を考えていました。

山田先輩が早期退職前からしていたこと

山田先輩は早期退職に応募する前から業界研究をしていました。

リリーの認知症治療薬の開発がうまくいっていないこともあり筋骨格・中枢神経領域の将来性が心配だといつも言っていました。

しかし最近では抗N3pG抗体ドナネマブの早期症候性アルツハイマー病(AD)患者を対象とした臨床第2相(P2)試験(TRAILBLAZER-ALZ試験)が良好な結果が出たと発表されています。

この結果を受けてリリー株が一時急伸しました。

まだphase2の段階ですので油断はできませんが無事に上市できれば潮目は変わるかもしれません。

ただし認知症関連の開発ってほとんどがフェールするんですよね・・・。

アリセプト以来、目立った新薬がないのが現状です。

将来の不安から山田先輩は早期退職を応募する前から複数の転職サイトに登録し、転職エージェントから最新の業界の動向を入手したんです。

私も複数の転職サイトに登録していますが、自分一人で転職活動をするよりも間違いなく業界の動向は入ってきます。

山田先輩は4つの転職サイトに登録していました。

山田先輩が登録していた転職サイト

山田先輩の転職活動

まずは家族会議です。

きよまさ

家族持ちは自分一人で決めることはできません

子供が小学生なのでこれからお金もかかってきます。

もし転職で勤務地が変われば、子供たちは転校しなければいけません。

奥さんもパートで働いているので辞めなければいけません。

独身なら自分一人の決断で大丈夫ですが、家族持ちはそういきません。

家族は山田先輩の決めたことを信じてついていくと言ってくれたそうです。

きよまさ

うちは「お前ひとりで行ってこい」と言われそうな気がします笑

そして早期退職に手挙げしました。と同時に本格的に転職活動を開始です。

その時はもちろん転職先は決まっていませんでした。

しかし、以前より転職サイトに登録し、各社の担当エージェントと関係を構築しましたので、一から転職活動を始める人よりも有利だという事は察しがつきます。

山田先輩から熱く言われたことはこうです。

考えておくこと

転職活動において自社以外のMRもすべてライバルってこと

ライバルに差をつけるために大事なこと

どれだけ素早く非公開求人をエージェントから教えてもらえるか?

面接のときに大事なこと

質問の傾向と対策をしっかり準備しておくこと

自社以外のMRもすべてライバル

MRの将来性はこれからもあると思いますが、その人数は確実に減少します。

MRの人数が減るということは多くの製薬会社が早期退職などでMRを削減するということですよね。

昨年はあの武田薬品が早期退職をしたくらいですので、明日は我が身と思っておいた方が賢明です。

そうなると転職市場にはMRが溢れかえるということになります。

実際に山田先輩のライバルは武田薬品のMRが多かったそうです。

ライバルに勝つために常に転職に関する情報を入手しておくことは大事です。

きよまさ

競合に勝つために日頃行っているMR活動と同じですね!

素早く非公開求人をエージェントから教えてもらえるか?

転職サイトに登録するメリットは非公開求人を教えてもらえるということですよね。

転職サイトに登録すればエージェントから非公開求人を教えてもらえます。

しかしここで考えておいた方が良いのはエージェントもたくさんの人を担当しているってことです。

すでに関係性が構築出来ている人とそうではない人ではどちらに非公開求人を素早く教えるか?

これも普段の営業活動と同じですが、もちろん前者ですよね。

山田先輩は相手の懐に入るのがとても上手で、エージェントに対してもそうでした。

各社扱っている非公開求人が違います。

複数登録し担当エージェントと信頼関係を構築しておくことで、ライバルよりも早く非公開求人を教えてもらうことができます。

MRは総じてコミュニケーションスキルが高いと思うので、難しいことではないと思いますよ!

きよまさ

私も複数の転職エージェントの人とコミュニケーションをとっていますよ

質問の傾向と対策の準備

面接の質問は会社によって傾向があります。

その傾向を事前に知り、それに対する回答を事前に準備しておくことが内定を勝ち取る早道です。

自分一人でこの傾向の情報を収集することははっきり言って無理です。

これまで何十人、何百人も紹介してきた転職エージェントだからこそ面接の時にどういう質問があったのか?の情報を収集できます。

そこから各社の質問を分析し、傾向を叩き出します。

合格した人がどういう回答をしたのか?不合格した人はどういう回答をしたのか?を分析し、それを教えてくれます。

そしてエージェントと面接のロールプレイをします。

こういった準備を徹底して面接に挑むか?挑まないか?で自分の将来の結果に大きな違いが出てきます。

山田先輩は年齢が42歳なので、年齢のハンデが相当ありました。

しかし、転職エージェントの人と徹底した準備を行い、晴れて年収を維持したまま、転職に成功しました。

きよまさ

山田先輩は内定を勝ち取る自信があったから、思い切って早期退職で来たんだと思います

ちなみに山田先輩が合格を勝ち取った転職サイトはJACリクルートメントです。

イーライリリーを早期退職した先輩が転職を決めるまでのまとめ

私は山田先輩から早期退職するかもしれないと電話をもらった時に、猛反対しました。

だけど山田先輩は自分が思い描く将来を自ら勝ち取りました。

勤務地は変わりましたが、家族は全員納得しています。

早期退職で現金がっぽりもらって、年収は維持です。

複数の転職サイトに登録しておくことも大事ですが、やっぱり日頃から自社や担当領域の将来性を調べておくこともすごく大事なんだなと改めて感じたところです。

私の身の回りのMRでも優秀なMRほど情報収集しています。

これは何も転職だけでなく営業でもそうです。

縮小する製薬業界でも生き残れるMRになりたいですね!

それでは!

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

関連記事はこちら

シェアしてくれるとうれしいです