日本イーライリリーで働く先輩が早期退職をするかもしれない

こんにちは、きよまさです。

本記事はこんな人におすすめ

・日本イーライリリーの早期退職に興味津々のMRの皆様

・転職を考えている40代のMRの皆様

本記事を書いている人

医薬品卸で数年間働き、その後内資系製薬会社→外資系製薬会社に転職しました。
現在、外資系製薬会社でチームリーダーとして大学病院を担当しています。

本記事の結論

40代のMRは早期退職に簡単に手挙げしてはいけないよ!!

武田薬品に続いて、次はイーライリリーが早期退職をするみたいですね

早期退職募集に応募しようとしている先輩の略歴

日本イーライリリーで働いている先輩(仮名:山田さん)から電話がかかってきました。

山田先輩

早期退職に応募して辞めようと思うんだけど、きよまさの会社に中途入社できないかな?

きよまさ

え~~! マジですか!! うちは中途募集してないと思いますよ・・・

山田先輩の略歴はこうです。

山田先輩の略歴

年齢:40代前半

家族:奥さんと子供2人の4人家族 

領域:筋骨格・中枢神経

担当施設:大学病院、基幹病院

年収:約1,000万

過去に糖尿病・成長ホルモンも経験しており、実績も出しています。

大学病院から開業医まで担当歴があり、経験豊富なハイスペックMRです。

そんな先輩が早期退職を考えている理由は

・退職金の割増をゲットしたい

・がっぽり退職金をもらって、次の会社でも今の年収をキープする

確かに早期退職をするという結論に至るのは分かる気がします。

早期退職金をがっぽりもらって、次の会社でも今の年収をキープ出来たら最高ですよね。

チャレンジしたいと思う気持ちも分かります。

でも家族は何て言っているんですか?

山田先輩

早期退職に応募したら言おうと思っているけど、まだ言っていない

うそでしょ山田パイセン!そんな大事なことを家族に言わずに決断するなんであり得ないです。

まして2人の子供も小学生でこれからお金がかかってくると言うのに~。

転校もしたくないだろうし。

きよまさ

それ家族会議した方がいいっすよ・・・

山田先輩

今まで何とかなってきたから大丈夫!!

甘い!

甘すぎるよ山田パイセン!今までとは転職市況は違うんだから!

➢コロナ禍では求人が少なかったんですが、徐々にMRの求人が戻ってきています。

日本イーライリリーの早期退職の概要

今回の日本イーライリリーの早期退職の概要は以下の通りです。

対象:35歳以上の営業部門全社員

対象人数:MR約200人 加えて所長職40人 

募集期限:9月末

退職金の割増:2年~3年分の年収が退職金にプラスしてもらえる(勤務年数などによって変動)

2017年に米国で3,500人のリストラをしたことがありますが、

日本法人で早期退職を実施するのは今回が初めてです。

イーライリリーって糖尿病のイメージが強いんですが、

今は「中枢神経・筋骨格」、「糖尿病・成長ホルモン」、

「オンコロジー(がん)」、「自己免疫」の4つの治療領域にフォーカスしている会社です。

そして業績も好調なはずです。

そんなイーライリリーがなぜ早期退職をする必要があるのでしょうか?

ちょっと信じられないですね

なぜ日本イーライリリーは早期退職を募集するのか?

日本イーライリリーの医薬品の売上を見ていきます。

【2019年】日本イーライリリーの医薬品売上高

1位:サインバルタ 610億円(9.0%増) 
2位:サイラムザ 484億円(9.3%増)
3位:フォルテオ 435億円(11.5%減)
4位:トラゼンタ 381億円(1.6%減)
5位:アリムタ 369億円(11.3%増)
6位:トルリシティ 284億円 (33.3%増)
7位:ジャディアンス 222億円 (30.5%増)
8位:ストラテラ 155億円 (46.7%減)
9位:ザルティア 151億円(13.1%増)
10位:ジプレキサ 130億円 (26.9%減)

良い医薬品が揃っていますね。

糖尿病領域以外にも抗がん剤や中枢神経系もあり、

バランスが取れたポートフォリオだと思います。

売上も堅調に伸びているし、早期退職をする理由が見えてきませんよね。

ただ、サインバルタの後発品がそろそろ上市されること、

フォルテオもバイオシミラーが発売され、売上がダウンしている。

糖尿病治療薬のトラゼンタやジャディアンスも2022年以降にパテントが切れていきます。

おそらく今回イーライリリーが早期退職を行い、

MRを削減する理由は中長期的な成長戦略を見据えてのことだと思います。

今の現状でMRを削減する理由はありませんしね

他の製薬会社も同じことを考えているはずです。

中長期的な成長をみるためには開発パイプラインです。

開発パイプラインが乏しい製薬会社は今まで以上に早期退職やリストラをしてくるはずです。

➢製薬会社の成功要因についてはこちら

➢内資系中堅の製薬会社はきついよ

リストラや早期退職は会社が辞めさせたい社員をピックアップしていることも多いです。

もしピックアップされていたら、人事部や上司が面談回数を増やして、

どうにかして辞めさせようとします。

例えば会社に残ってもポジションはありませんとか、

半ば脅迫に近いやり方で退職を迫ってきます。

早期退職して正解だった人もいるし、逆に失敗だった人もいます。

➢早期退職したMRについて

先輩が早期退職応募を考え直した方が良い理由

今回の山田先輩の略歴は以下の通りです。

山田先輩の略歴

年齢:40代前半

家族:奥さんと子供2人の4人家族 

領域:筋骨格・中枢神経

担当施設:大学病院、基幹病院

年収:約1,000万

そして希望はこうです。

・退職金の割増をゲットしたい

・がっぽり退職金をもらって、次の会社でも今の年収をキープする

まず退職金の割増をゲットすることはできます。

しかし、山田先輩は手挙げしても退職できるでしょうか?

山田先輩は次期所長候補として会社は考えています。

選ばれた社員だけの研修などを多く受けており、会社としても山田先輩にお金をかけています。

会社としては辞めさせたくないはずです。

会社は優秀な社員は残し、そうではないMRを排除したいはずです。

もし、手挙げしても早期退職できないとなれば、

今後のイーライリリーでのキャリアに影響しないとも言えません。

そして、年収1,000万をキープして次の会社に簡単に転職できるでしょうか?

退職日は12月末日なので、その間に次の転職先を探さないといけません。

思いっきりコロナ禍です。そのため、MRの求人数も以前ほど多くありません。

12月までそれが改善しているとは思えません。

そして武田薬品やイーライリリーで早期退職したMRが転職市場にあふれかえっています。

求人数は少ないが、転職希望の人が多いということで、完全に買い手市場です。

平均年収が下がる可能性も高く、希望の勤務地なども言ってる場合じゃないでしょう。

山田さんは大学病院から開業医の担当経験もあり、領域も経験豊富です。

しかし年齢は42歳です。

おそらく30代の転職希望者がライバルになってきますが、

企業としてはどちらを採用するでしょうか?

同じような経験を持っているなら年齢が若く年収が低いMRを採用すると思います。

山田先輩が早期退職に応募するのをやめた方が良い理由はこうです

早期退職に手挙げして選ばれなかったら、今後のキャリアに影響する可能性がある

✅現在の転職市場は状況が悪い

日本イーライリリーで働く先輩が早期退職をするかもしれないのまとめ

今まで日本で1度も早期退職やリストラをしてこなかった

イーライリリーがお金を払ってまでMRの人数を減らしたいということには驚きました。

業績も堅調で開発パイプラインが豊富な製薬会社でも

こういったことが今後起きるという事を教えてくれました。

私もそうですが、明日は我が身だということを真剣に考えておいた方が良いかもしれません。

そのために転職サイトに登録して、

日々情報を収集しておくことは自分の身を守る防衛策になります。

➢MRにおすすめの転職サイトランキングはこちら

➢MSにおすすめの転職サイトランキングはこちら

他にも今のうちから自己啓発に取り組むこともしておく必要があるでしょう。

山田先輩には何とか早期退職を思いとどまるように説得するぞ!

➢【続報】山田先輩が無事に再就職が決まりました。

凄すぎます( ゚Д゚)

お忙しいところ最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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