Dr.JOYが有料化になって使えなくなったら困るのか?

こんにちは、きよまさです。

きよまさ

Dr.JOYが有料になるということがTwitterでも話題になっていますね

Dr.JOYの会社概要は以下の通りです。

MRにとっては「PR.JOY」でお馴染みです。

どういう場面でこのPR.JOYが使われているかと言うと

・病院からMRへPR.JOYを介して事務連絡が来る

・医療従事者にアポイント依頼をする

・医療従事者とチャット機能を使ってメッセージを送る

だいたいこんな感じではないでしょうか?

PR.JOYのシステムは使いやすく、とても素晴らしいと思います。

このPR.JOYを製薬会社が使用する場合は、今後は有料になります。

きよまさ

でも病院側は有料化されないんですよね

製薬会社だけ有料化することになるわけですから、それに対する批判もあります。

これはMRだけにとどまらず、医療従事者側からもそういった批判の声が聞こえてきます。

今回はDr.JOYの有料化について解説していきます。

本記事の結論

使えなくなっても大きな支障は出ないので困ることはない

Dr.JOYのビジネスモデル

Dr.JOYの企業ビジョンはこうです。

コミュニケーション・インフラを創り医療の効率化、安全性向上に貢献する

医療に対してコミュニケーション・インフラを通じて貢献していきますよ!ってことですね。

これはMR-病院だけではなく

院内スタッフ間のコミュニケーション・インフラも含まれています。

今まではこれらを無料で導入してきたわけですから、とても素晴らしいと思います。

ただし、Dr.JOYも企業なわけで、収支を上げていかないといけません

きよまさ

Dr.JOYの収支が今どうなっているんでしょうか?

2期連続で純利益、利益剰余金が赤字です

利益剰余金が2018年から2019年にかけて拡大しており、けっこうヤバいということが垣間見えます。

製薬会社や病院にすべて無料で提供していたわけですから赤字が積み重なっていく事は容易に想像できます。

ただし、Dr.JOYにとっては赤字が膨らむことは想定内だったと思うんですね。

電子マネーなどと同じで最初は赤字をしてでも利用者数の拡大を行う。

ある程度利用者数が増えてきたら収益化していく。

こんな感じだと思います。

そして今回がそのタイミングだと判断したんだと思います。

ここからどれだけの製薬会社からお金を回収できるか?がDr.JOYの分岐点かもしれません。

Dr.JOYの良いところ

MR視点から見たDr.JOYの良いところ

医療従事者のメールアドレスなどが分からない場合でも

PR.JOYに登録されていれば、簡単にチャット形式でメッセージを送ることができます。

そして面会のアポイント申請もとても簡単です。

自分のスケジュールと相手が空いている日時を申請すればいいだけです。

面会ルール、採用ルールをPR.JOYで開示している病院もあるので、そういったルールを簡単に知ることもできます。

きよまさ

ただしバーチャル医局前は全く使ったことがありません。

病院視点から見たDr.JOYの良いところ

病院視点から見るとDr.JOYの良いところはたくさんあると思います。

病院視点から見たPR.JOYの良いところ

・Beacon自動打刻を使った勤怠管理が便利

・院内の情報共有が円滑にできる

・地域連携や薬薬連携ができる

・薬剤や副作用検索が簡単にできる

・MRやMSの行動管理ができる

すべて無料で導入できます。

病院側から見れば、無料でこういったことを出来るわけですので、導入しないデメリットはあまりないような気がします。

きよまさ

Dr.JOYを導入する病院が増えることは納得できます

Dr.JOY有料化の疑問点

ご紹介したようにDr.JOYを導入することで得られる病院側のメリットは大きいと思います。

今回、有料化になりますが、それは製薬会社のみです。

きよまさ

これって病院業務の効率化も含まれていますので本来は病院側も費用を負担しないといけないんですよね

つまり製薬会社による「費用の肩代わり」と見られてもおかしくありません。

製薬業界はプロモーションガイドラインがとても厳しく、費用の肩代わりと見なされるようなことは許されていません。

Dr.JOYからすれば

「製薬会社が医療従事者とのコミュニケーションを効率化するためにお金を支払う」

「だから費用の肩代わりにはならないでしょ?」

というロジックかもしれません。

しかし、今回の有料化は病院側は一切ありません。

ここが費用の肩代わりと疑われるポイントだと思います。

病院側も業務効率化のためにお金を支払う。

製薬会社も業務効率化のためにお金を払う。

しかも利用者1人あたりの金額は同じ。

これであれば費用の肩代わりではないかもしれませんね。

MR視点から見たDr.JOYの残念なところ

そしてMRから見たDr.JOY、特にMRが登録するPR.JOYの残念なところは利用している医者が少ないということです。

ここが一番の課題だと思います。

私の担当病院のほとんどがPR.JOYを導入しています。

しかし、利用している先生は1人もいません。

薬剤師や看護師のみです。

多くの医者が当たり前のようにPR.JOYを使っているという事であれば、仕事に大きな支障が出ます。

でもPR.JOYが今なくなったとしても仕事に大きな支障はきたさないんですよね。

きよまさ

医者への連絡は直にメールしてますからね

確かにDr.JOYのシステムやサービスは素晴らしいと思います。

病院側、特に経営者や薬剤師のメリットは大きい。

だけど医者の利用率が少ないから、MRからすればなくなってもそこまで困らない・・・。

きよまさ

医者の利用率をどれだけ上げていくかが今後の課題かなと思います

Dr.JOYが有料化になって使えなくなったら困るのか?のまとめ

Dr.JOYの業績は赤字です。今のビジネスモデルだと収益化できません。

だから今回、製薬会社だけが有料化になる。

だけど使えなくなっても大きな支障は出ないので困ることはありません。(個人の見解)

今、PR.JOYを開くと各医療従事者の一覧のところに「継続希望」というアイコンが出ています。

きよまさ

このことを知らない薬剤師もいましたので「本当か?」と思ってしまいます

PR.JOYの有料化に賛同すれば

病院のコミュニケーション・インフラが改善し、

製薬会社が間接的に医療に貢献しているという事になります。

だけどやっぱり費用の肩代わりなんじゃないか?という疑問がどうしても残ります。

各製薬会社がどのような判断をするのかを待ちたいと思います。

(3月20日追記記事)PR.JOYのビジネスモデルが破綻してきている

お忙しいところ最後まで読んで頂いてありがとうございました!!

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