日本でコロナワクチンを最初に提供する製薬会社はどこか?

コロナウイルスの治療薬とワクチンの開発が過剰と言っていいほどされています。これはとてもいいことですよね。医薬品の開発は成功確率が極めて低いので、医薬品の種は多いことに越したことはありません。コロナウイルスの蔓延を防ぐためにはワクチン接種が欠かせません。コロナウイルスのワクチンをどこの製薬会社が最も早く提供するのか?ワクチン後の社会はどう変わるのか?

新型コロナウイルスワクチンの世界の開発状況

【臨床試験が行われている主なCOVID-19向けワクチン】(社名・研究機関名/開発品/開発状況) 英オックスフォード大/英アストラゼネカ/ウイルスベクターワクチンChAdOx1-S/AZD1222。/P3 |中国シノバック/不活化ワクチン/P3 |米モデルナ/米国立アレルギー・感染症研究所/mRNAワクチン。mRNA-1237/P3 |独ビオンテック/米ファイザー/mRNAワクチン。BNT162b2/P2/3 |中国シノファーム/武漢生物製品研究所/不活化ワクチン/P3 |中国シノファーム/北京生物製品研究所/不活化ワクチン/P3 |中国カンシノ/北京バイテクノロジー研究所オ/ウイルスベクターワクチン/P2。晩夏~初秋にP3開始予定 |米ノババックス/組換えタンパクワクチン。NVX-CoV2373/P1/2 |米イノビオ/DNAワクチン。INO-4800/P1/2。夏にP2/3開始予定 |米ジョンソン・エンド・ジョンソン/ウイルスベクターワクチン。Ad26.COV2.S/P1/2 |中国医学科学院医学生物学研究所/不活化ワクチン/P1 |中国クローバーバイオ/英グラクソ・スミスクライン/組換えタンパクワクチン。SCB-2019/P1 |英インペリアル・カレッジ・ロンドン/RNAワクチン/P1 |独キュアバック/mRNAワクチン/P1 |カナダ・メディカゴ/植物由来VLPワクチン「MT-2766」/P1 |※WHO(世界保健機関)や各社の発表情報などをもとに作成
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/19038/

米国・欧州・中国を中心にこれだけのワクチンが開発されています。

個人的にはワクチン接種する際に痛みを伴うので、できれば打ちたくありませんw。しかし新型コロナウイルスに関しては有効性と安全性がしっかり担保されているのならば、MRは確実に接種しておかなければいけません。

なぜならワクチンを接種していないMRはおそらく病院訪問不可になると思われるからです。

そして、来年のオリンピック前まで日本にどの製薬会社のワクチンが届けられるかが重要です。ニュースを見ている限り、ファイザー、アストラゼネカあたりが有力な気がします。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62160400R30C20A7EA2000/

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62443670X00C20A8EA4000/

内資系メーカーもアステラス製薬や塩野義製薬などが開発をしていますが、外資系メーカーのスピードに比べると劣ります。日本では米国やブラジルと比べると感染者が少ないため、そもそも治験にエントリーできるN数が足りません。

世界的なパンデミック下においてはやはりグローバル企業が有利です。

通常、厚労省は日本人の有効性や安全性がしっかり確認されていないと医薬品の承認を認めません。しかし、海外で使用された医薬品は、日本で臨床試験をしなくても厚労相の権限で緊急承認できる「特例承認」があります。

厚労省がこの「特例承認」を使えば、早ければ2021年春にも日本国内でコロナワクチンを接種できる可能性があります。

さらにビジネスの側面でもコロナウイルスワクチンでリードすることはメリットがあります。

世界のワクチン市場は2018年は約4兆円でしたが、2027年には約7兆円に膨れ上がります。これはパンデミックが起きる前の予測ですから、コロナウイルスのことを考えれば、さらに加速すると思います。

インフルエンザとは違い、夏にも感染力は落ちませんので、おそらく年に2回、3回は打ち続けなければいけなくなると思います。そうなってくると、安定的な売上も見込めます。

製薬会社の成功要因については記事にしていますが、コロナウイルスワクチンも将来の重要なパイプラインの一つになる可能性があります。内資系中堅メーカーでコロナウイルスワクチンを開発している会社はありませんので、そういった意味でも早めに転職を考えてもいいと思います。

 
 
 
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ワクチン発売後の社会はどう変わるか?

過剰なマスメディア報道

今テレビをつければどのTV局もコロナウイルスの話題ばかりです。国民はマスメディアによって、過剰なほど煽られている気がします。

一部ではコロナウイルス感染者に対する偏見や罵倒などが起きているというニュースも流れています。個人的には今のマスメディアの報道は過剰だと感じています。第1波が落ち着いたときのマスメディアはコロナウイルスではなく芸能ネタを中心に報道していました。

最近のコロナウイルス新規感染者の急増に伴い、その報道露出も急増している。しかも「新規感染者の数」「累計感染者数」ばかり報道しています。累計感染者数ってあまり意味がないと思います。なぜならすでに退院している人も含まれているわけですから、現在の感染者数を正確に表していません。

重要なのは感染したら重症化する高齢者への感染を防ぐことです。若年者は感染してもほとんどが無症状か軽症です。高齢者の感染者を防ぎながら若年者や中年層で経済を回していくべきです。

そうしないと、高齢者を支えている現役世代の人たちの生活がままならなくなり、倒産やリストラに伴う自殺者の増加も懸念されます。

ワクチンが発売されるまではWithコロナで経済を優先していかなければ、日本が沈んでいく気がしています。

ワクチン発売後

コロナワクチンが発売され、全国民が接種できれば、感染者の数や重症化するリスクも確実に減ります。そうなると、ある程度はコロナ前の生活に戻ると思います。

しかし、コロナ禍でリモートワークが加速し、働き方の見直しが加速しています。代表的なのはリモートワークです。オフィスに行かなければできない仕事、例えば接客業など以外はコロナワクチンが発売されてもリモートワークが中心になっていくのではないかと思います。

リモートワークの良いところは会社で仕事をしていると同僚に話しかけられたり、どうでもいいミーティングに呼ばれたりして、まとまった時間が取れず、集中力にかけてしまいますが、自宅だとそれがありません。逆に悪いところは社員同士のコミュニケーション量が低下するということです。このバランスを上手くとらなければ、「人脈やコミュニケーションのすべてが社内」の人たちはメンタルが破壊され、うつ病などになってしまうリスクが上がります。

またCOVID-19が変異する可能性も否定できません。今流行しているCOVID-19は中国で流行した型とは違うという説もあります。インフルエンザも毎年のように変異して型を変えて流行します。

COVID-19がどう変異するのかは全く分かりません。マスク着用、ソーシャルディスタンスを保つという考え方はワクチン発売後も続くのではないかと思います。

ワクチン発売後のMRの仕事はどう変わるのか?

社外の環境はどう変わる?

直接面会できる医者や薬剤師の数が減ることは間違いありません。

特に基幹病院の先生に対面で会える機会が少なくなると思います。ワクチンが発売されたとは言え、感染症予防のために病院内への出入りを制限するはずですし、今、MRと会えなくなって「仕事上」困っていると訴えている先生は一人もいません。

欲しい情報はググれば入手できるし、電話やメールで担当者に問い合わせれば、ほとんどが解決します。以前からそのことに顧客側が気づいていましたが、コロナにより明確になったと思います。

例えば医局前でMRが待機する風景なんかは10年後に「そういう時代もあったな」と言われているかもしれません。少し前まで接待文化があったように。

いずれは米国のMRのようにリモート面会やメールが活動の中心になっていくはずです。顧客側がそのように変化するからです。そして講演会もオンライン講演会が増えてきます。

↓オンライン講演会の手順

社内の環境はどう変わる?

まずオフィスを撤廃する製薬会社が相次ぐと思います。実際にノバルティスファーマがオフィスを撤廃しました。

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=69171

コロナ禍で感じていることはオフィスがなくても仕事にほとんど支障がないということです。コピーはコンビニでもできるし、会議もリモートで出来る。

外資系メーカーを中心にオフィス撤廃の流れが加速すると思います。

そして社外の変化に伴い、MRの数が減る。いわゆるMR減少論ですね。

↓MR減少論について

 

製薬会社は利益を出さないといけませんので、営業部隊がなくなることは考えられませんが、製薬会社の営業社員が6万人もいりません。特に開発パイプラインに乏しいメーカーからその流れが加速するはずです。

コロナ後も考えた人生設計のために、転職も考えておきましょう。

JACリクルートメント

まとめ

日本にコロナウイルスワクチンを最初に提供するのはファイザーもしくはアストラゼネカが有力です。そこに勤めているMRは医療機関から感謝されるはずです。羨ましい限りですw。

有望な新型コロナ治療薬やワクチンを開発している製薬会社の株を今のうちから買っておくこともアリかもしれません。

2020年は社会そしてMRの仕事の在り方を大きく変えたと歴史的な時代になっていくことでしょう。

今年を現した漢字一文字を予測しておきます。→「禍」

年末にこの記事を見て、当たったかどうかを確認してみますw

それでは!

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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