MSからMRに転職した方がいいのか?

こんにちは、きよまさです。

本記事はこういう人におすすめです

・MSからMRに転職をした方がいいのか悩んでいる人

・MSからMRに転職をするメリットを知りたい人

・MSからMRに転職をするデメリットを知りたい人

本記事を書いている人

医薬品卸で数年間働き、その後内資系製薬会社→外資系製薬会社に転職しました。
現在、外資系製薬会社でチームリーダーとして大学病院を担当しています

きよまさ

「MSからMRに転職した方が良いのかな?」と悩んでいる人の参考になると思います

MSからMRに転職した方が良いのか?

きよまさ

人それぞれの価値観の違いはありますが、医薬業界でずっと働くならMRに転職した方が良いと思います

MRに将来性がないと良く言われるようになりました。しかし、MRが減っていくことは確かですけど、職種がなくなることは絶対にありえません。

➢MRの将来性についてはこちら

加えて開発力のある製薬会社が生き残っていきます。

➢製薬会社の将来性とその成功要因について

では逆にMSに将来性があるのか?と言われるとMRよりも将来性は低いと思います。

➢MSの将来性についてはこちら

なぜMSからMRに転職した方が良いのか?

それを考えるためにMS→MRに転職するメリットとデメリットを実体験に基づいて書いていきます。

MSからMRに転職するメリット

きよまさ

私は20代半ばでMSからMRに転職しました。地方の医薬品卸で数年働いた後、内資系製薬会社に転職し、その後、外資系製薬会社に転職して今に至っています。

両方とも経験があるからこそわかる「MSからMRに転職するメリット」があります。

それは以下の3つです。

・「給料が全然違う」

・「休みをしっかりとれる」

・「専門性を身につけることができる」

給料が全然違う

私は大学卒業後に地方の医薬品卸に入社しました。

社会人になって初めてもらった給料にとても喜びました。

たしか手取りで15万ほどだったと思います。

大学時代はバイトをして、1ヵ月に8万くらいしか稼いでいなかったので、

きよまさ

こんなにもらえるなんてスゴイ!

という感情を今でも覚えています。

社会人になって初めてもらう給料ですから、喜びも大きかったです。

しかし、ここから家賃や光熱費、携帯代などを払えば、10万ほどしか残らない・・。

ただ、先輩やMRさんにご飯をおごってもらったりしてたので、生活には困りませんでした。

きよまさ

夏と冬にはボーナスももらえる!社会人って最高じゃん!

しかし、それも長くは続きませんでした。

自分で言うのもあれですが

売上の達成率や利益率、債権回収率も会社でTOPクラスの数字を叩き出していました。

しかも、毎期にわたって、数字を達成しています。かなり優秀なMSだったと思います。

自分で言うなよ!!

だって、人よりも頑張っていたんですからこれくらいは言わせてくださいw。

しかし、ハイパフォーマンスでも、昇給額が少ない。

MS時代の不満

基本給が上がらない→基本給が上がらないからボーナスも増えない→年収が増えない

しかも、目標を大幅達成してもボーナスが大きく変わりませんでした。

年配のMSの方にとっては、

数字が悪くても安定してボーナスが貰えたので、良いことだったと思います。

しかし、人よりも努力して汗水流して頑張っているMSからすれば、

面白くありませんし、モチベーションも低下していきますよね。

「これはおかしい!」って常々思っていた時に、仲が良い同期のMRくんに聞いてみました。

きよまさ

ぶっちゃけ年収っていくらもらってんの?

MR

500万くらいだよ

今なんとおっしゃいましたか?私の聞き間違いですか?

もう一度お願いします!

MR

500万くらいだよ

同期のMRくんは、大手外資系製薬会社に勤めていたMRですが、

バリバリ仕事をしている方ではありませんでした。

しかし、しかし、しか~~し、そんなあなたが私よりもはるかに給料が良いじゃないですか!!

当時の私は2年目で年収320万ほどでしたので、

きよまさ

同じような仕事、いやむしろ俺のほうが仕事してるのに何でこうも違うの?

と心の中でシャウトしました。私はここで決心しました。

きよまさ

あと2年頑張って実績をたたき出して、絶対MRに転職する!

そして入社して4年後にとある内資系メーカーに転職しました。

4年目のMS時代の年収は360万でした。転職後は、年収550万にUPさせることができました。

当時は独身と言うこともあり「給料」を最優先しました。

MSは開業医担当のMRと一緒に仕事をする機会も多いため、

どういう仕事をするのかも分かりますよね。

実際にMRに転職をして分かったことは

顧客に情報提供をする仕事内容に関しては大きく変わらないという事です。

ただし、大学やオンコロジー領域、希少疾病領域を担当しているMRとは変わってきます。

これはMSが相手にする医師は開業医がメインですが、

大学やオンコロジー領域、希少疾病領域を担当しているMRは

病院の先生がメインとなってくるからです。

しかし、「開業医を主に担当しているMR」と「MS」では

「情報提供」の仕事内容に関して大きくは変わりません。

プレゼンがあるくらいですかね。

むしろ、MSは回収や価格交渉などがあるため、MSの方が仕事量が多いんです!

だからMSのみなさんは給料に関して満足度が低いと察します。

実際私もそうでしたから・・・。

では出世したら給料が上がるかと言うとそうでもありません。

大手医薬品卸の部長クラスでも900万くらいです。

MRは大手になれば40代で年収1,000万を超えます。

大手製薬会社の30代以降のMRの多くは卸の管理職よりも年収は上です。

同じだけ努力して同じだけの仕事量をしても、生涯年収が違います。

そしてMRはより年収を上げるために転職をすることだって可能です。

MSが「MS→MS」で転職をするとか聞いたことがありません。

このままMSでずっと働き続けるか?それともMRに転職するか?

給料だけを考えれば答えは明らかですよね。

休みをしっかりとれる

MRは基本的に土日が休みです。

たまに土曜日に講演会があるときは、仕事をしますが、

それは例外で、基本的に土日はしっかりと休むことができます。

しかも今の時代はゴルフ接待や飲食接待もなくなったので、なおさらです。

私がMS時代はよく先生とゴルフに行ってました。だけど今でもスコアは100を切りませんw。

MSは土曜日に出社することがあります。

なぜなら、「土曜日の配達当番」があるからです。

クリニックや調剤薬局は土曜日も診療をしていますので、お薬が必要です。

すべての得意先に金曜日までに

土曜日分までを配達を終えておけば、こういった当番は必要ありません。

しかし、すべての得意先が完璧な在庫管理をしていません。

そしてもともと在庫になくて急に必要となる薬剤も出てきます。

医薬品卸は地域医療を支える大事な使命があるとは言え、働いているMSは大変

また有給休暇もMRに比べて取得しにくいんです。

それは「配達」と「受注」があるからなんです。

MSが休んだら、そのMSが担当しているエリアの配達を配達員がしなければいけません。

完全に配販分離している大手医薬品卸はそんなことはないと思いますが、

配販分離が完全にされていない卸は、MSが休むことで配達業務が大変になります。

だから有給休暇がとりにくい。

きよまさ

私は、1度、病気で1週間ほど入院したのですが、MS在籍4年でその時しか有給休暇を取得できませんでした。

正確に言えば傷病休暇だから有給休暇ではありませんが。

今の時代は有休を年間5日以上取らなければ、会社が罰せられますので、

こういった劣悪な労働環境は改善されてきています。

しかし、MRよりも有給休暇を取りにくいことに変わりありません。

MRはゴールデンウイークやお盆休み、正月に有給休暇をくっつけて

長期休暇を取ることは比較的簡単です。

海外旅行に行っているMRも多いです。

しかし、MSは基本的には暦通りです。

今もそれは変わりません。

MSはMRよりも休みが少ない上に年収が低い

専門性を身につけることができる

転職した理由としてこれも結構大きいですね。

MSは「広く浅く知識を有する」、MRは「狭く深く知識を有する」と思っています。

MSの経験があるため、今でも薬の名前を聞いたら何の薬かが大体わかります。

一方でMS時代は医師から深いことを聞かれたら、

意味がわからず、答えられないことが、結構ありました。

例えば

ACE阻害薬で空咳が多い作用機序ってなんだっけ?

きよまさ

・・・・

先生に医療という本質のところで貢献できていないと感じていました。

人よりも勉強をしたつもりですが、それでもMRには勝てませんでした。

それは当然ですよね。扱っている医薬品の数が違いすぎます。

MSは何百種類の医薬品を扱うのに対して、MRは自社医薬品だけです。

当然、深く勉強することが大事ですし、会社からも研修などで叩き込まれます。

自分の性格も「狭く深い知識」を身につけることが好きだったので、

MRの方が自分の性格的にも向いていると思い、MRに転職をしました。

MSからMRに転職するデメリット

全国転勤がある

これは言わずもがなですよね。

MSは基本的に全国転勤はあまりありません。

北海道なら北海道、九州なら九州と大きく勤務地が変わることはありません。

地元で働いているMSさんも多くいらっしゃいます。しかし、MRはそうではありません。

MRになるためには全国転勤可でなければいけません。

年を取って自分の親の介護が必要な時などは対応することができません。

しかし、MSとして地元で働き続けていけば、親の介護をしてあげることが地理的には可能です。

また子育てをする環境でもいいかもしれません。

地元に強いこだわりがない人は全国転勤はデメリットにはならないと思いますが、

地元をこよなく愛しているMSにとってはデメリットになります。

個人の価値観によってはMSでずっと働き続けた方が良い人もいる

リストラに合うリスクは低い

製薬会社はリストラに合うリスクがゼロではありません

一方的なリストラはなくても早期退職の名目のもとに退職に追い込まれるケースもあったりします。

一方でMSはリストラに合うリスクはMRよりも低いと思います。

医薬品卸でリストラ、早期退職のニュースをあまり聞いたことがありません。

おそらくMSとして失格の烙印を押されても、配達に配置換えされると思います。

給料は減ると思いますが、それを受け入れることができれば無職になってしまうことはありません。

しかしメディセオが早期退職を始めましたので、そのリスクは変わらなくなってきました。

➢MSのリストラについてはこちら

MSからMRに転職した方が良いの?のまとめ

人それぞれの価値観の違いはありますが、医薬業界でずっと働くならMRに転職した方が良いと思います

人それぞれ価値観が違うので、絶対にMRの方がいいよとは言えません。

しかし私のように

給料を上げたい!

ライフワークバランスを充実させたい!

専門的に働きたい!

全国転勤もOK!

と思っているMSは絶対にMRとして医療業界で働いた方がいいと断言します。

今はMSから正社員MRに転職することが以前より難しくなっています。

しかし、その状況がずっと続くわけでもないと思います。

現実的に正社員MRになるためのルートは

MS→コントラクトMR→正社員MR

かと思います。

しかしコントラクトMRでずっと働き続けることもこれからは全然ありだと思います。

➢コントラクトMRの年収について

➢CSO大手「シミックアッシュフィールド」について

プライマリー領域のMRが不要になることはありえませんが、

それは勤務している製薬会社のパイプライン次第です。

内資系中堅の製薬会社のプライマリーMRはおすすめできません。

そして後発品MRになることも絶対におすすめしません。

➢後発品MRをおすすめしない理由について

そのためにまずは転職サイトに登録だけしておくことが必須だと思います。

個人情報がバレることもありません。今はリモートで面接してくれる会社もあります。

なかなか有給休暇をとれないので、面接に行くことも難しいですよね。

私も医薬品卸を退職してから転職活動をしたくらいですから。

MSからMRに転職した方が良いのかな?

こんな風に悩んでいるMSはMRを目指しましょう!

➢MSにおすすめの転職サイトランキング

➢MRにおすすめの転職サイトランキング

そして、一つの転職サイトではなく、2つ、3つは登録した方がいいと思います。

それぞれのエージェントで取り扱っている求人が違うため、選択肢を多く持っていた方が良いからです。

お忙しいところ最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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