【がんにかかるリスクは10人に1人】がん保険なんていらない。資産の流動性を高めよう!!

みなさんは民間のがん保険に入っていますか?

私はがん保険には一切入っていません。

正確に言うと入っていたけど全部解約しました。

私が入っていたがん保険はがんを含む三大疾病になったら500万円が保険金として支払われるタイプの保険で、毎月の保険料支払額は13,000円でした。

この保険に約8年ほどお金を垂れ流していました。

8年間で、累計約125万円ほど保険料を支払い、戻ってきた解約返戻金は100万円でした。

つまり約25万円のマイナスです。

ドル建て生命保険も解約し50万円のマイナスでしたので、2つ合わせると75万円の大赤字です。

ドル建て保険についてはこちらの記事で解説しています。

ちなみに学資保険もやめておきましょう。

学資保険についてはこちらの記事で詳しく紹介してします。

解約したらマイナスになることが分かっていましたが、それでも解約した理由は

●日本の医療制度は素晴らしく、保険に入る必要はない

●保険と貯蓄は分けて考える

●投資でお金を増やした方が将来に備えになる

本記事では日本でがん保険には入らなくても大丈夫!ということを解説していきます。

医療業界で働いているMRの皆さんにはぜひ知ってもらいたい内容です。

日本の医療制度は素晴らしく、保険に入る必要はない

日本には「高額療養費制度」というミラクルな保険制度があります。

高額療養費制度とは?

医療機関や薬局でかかった医療費の自己負担額が、ひと月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額が支給される制度のこと

なんとなーく知っている人も多いんじゃないでしょうか。

どんだけ病院代がかかったとしても私たちが支払う金額は上限が設けられています。

単純にすごくないですか?この制度

この高額療養費制度が始まったのが1973年です。あの田中角栄さんが内閣総理大臣のときに始まっています。

発案した人はマジで神ですよ。

ノーベル賞を与えてあげたいくらいです。

この高額療養費制度の上限額は年齢や所得によって異なります。

画像引用元:厚生労働省ホームページ 高額療養費制度を利用される皆さまへ
画像引用元:厚生労働省ホームページ 高額療養費制度を利用される皆さまへ

現役MR・年収1,000万円で計算してみます。

〈69歳以下の方の上限額〉の「イ」に該当します。

ひと月の上限額は「167,400円+(医療費-842,000円)×1%」になります。

たとえばがんで入院したとします。

ひと月の医療費が100万円、入院時の食事代が約3万円かかったとします。

計算式に当てはめてみます。

167,000+(1,000,000ー842,000)×1%=168,580円

100万円の医療費がかかったとしても手出しは168,580円で済みます。

これに入院時の食事代約3万円を加えると約20万円が手出しになります。

厚労省の調査結果によるとがんで入院した時の1日の平均診療費は6万4千円です。

そして平均の入院日数は約17日なので、これを掛け合わせると約110万円になるので、このシミュレーション結果は非常に現実的ですよね。

では年収が約370万円~約770万円のゾーンの方はどれほどの手出しになるのか計算してみます。

80,100+(1,000,000ー267,000)×1%=87,430円

ひと月の手出し額は食事代を含めても約10万円ほどです。

どうですか?

借金苦に陥るほど莫大なお金なんてかからないんです。

しかも今の時代、簡単に入院ができません。

がんでも外来治療が基本です。

先進医療という魔法の言葉を使ってくるが・・・

がん保険を勧められる際に必ずと言っていいほどセールスマンがこう言ってきます。

「先進医療を受けたら何百万円ものお金がかかってきます。これは高額療養費制度ではカバーできませんよ」

確かにそうです。

先進医療は高額療養費制度の対象外です。

しかしがんになったらこの先進医療を受ける機会は多いのでしょうか?

2020年度の先進医療で一番実績がある治療は「陽子線治療」で、放射線治療の一種だと思っていただければ良いです。

実績件数はたった年間1,196件です。

治療できる病院も限られた大学病院やがんセンターです。

しかも先進医療が適応となるがん種も限られています。

つまりがんになったからと言っても、この先進医療を受けることができる可能性は非常に低いということです。

今の医療はとても進歩しており、先進医療を受けなくてもがんと闘える時代になってきています。

この先進医療にかかる医療費を過度に考える必要は全くないと思います。

保険料を投資に回していたら・・・

私は8年間にわたって毎月13,000円、累計約125万円の保険料を支払っていました。

戻ってきた解約返戻金は100万円です。

25万円の赤字です。

ではこの保険料を投資に回していたら、資産はどうなっていたんでしょうか?

S&P500に連動したインデックスファンドの過去20年の利回りは年利8%前後ですので、このように計算します。

毎月13,000円をS&P500に連動した年利8%のインデックスファンドに8年間定期積立する

画像引用元:野村証券マネーシミュレーター「みらい電卓」

結果は171.9万円となりました。

では30年間、がん保険の代わりと思って投資を続けた場合、どうなるでしょうか?

毎月13,000円をS&P500に連動した年利8%のインデックスファンドに30年間定期積立する

画像引用元:野村証券マネーシミュレーター「みらい電卓」

結果は1,831万円になりました。

私の契約していた保険はがんを含む三大疾病になったら500万円が保険金としてもらえるというものでした。

60歳までがんにならなかったので解約返戻金としてお金を戻そうと思った場合、その金額は395万円です。

払い込んだ保険金のトータルは482万円なので、87万円の大赤字です。

「払い込んだ保険金相当の解約返戻金になるまで待つぞ!」と思って解約しなかった場合、何歳になるのでしょうか?

なんと90歳です。

さすがにもう死んどるやろ笑

何歳でがんを罹患するのか?

保険のセールスマンは人間は必ずがんに罹患してしまうと煽ってきます。

車の煽り運転以上に煽ってきます。

それでは何歳になったらがんになるのかを国立がん研究センターがん対策情報センターのデータで見ていきます。

こちらは年齢別の累積罹患リスクです(2015年データ:全部位)

画像引用元:国立がん研究センターがん対策情報センター グラフデータベース

確かに生涯にわたってがんになるリスクは2人1人の時代です。

男女ともに年齢が上がればがんになる確率が上昇することも事実です。

しかし、男女すべての年代でがん罹患リスクが二桁に到達するのは赤枠で囲った75歳になった時です。

それでは現役サラリーマンの時にがんになる確率はどの程度でしょうか?

たとえば30歳の男性が60歳までにがんになる確率(青枠)は7.2%なので10人に1人行かないくらいです。

さきほどのシミュレーションで毎月1.3万円を30年間投資運用した場合、1,831万円になりました。

がん保険で備えるのではなく投資で備えておいた方が、がんになった時の備えとしても大きく、そしてがんにならなかった時の老後の備えとしても、準備することができます。

つまり資産の流動性が一気に上がるということになります。

さきほどは年利8%として計算しましたが、手堅く年利4%と計算しても、890万円になります。

画像引用元:野村証券マネーシミュレーター「みらい電卓」

がんになる確率を客観的に見れば、保険のセールスマンの煽り運転にビビる必要は全くありません。

【がんにかかるリスクは10人に1人】がん保険なんていらない。資産の流動性を高めよう!!のまとめ

保険のセールスマンが馬鹿の一つ覚えのように

「がんになったら多額のお金がかかります。それに備えて保険に入っておきましょう」

「人間必ずがんになると言われている時代です。それに備えておきましょう」

と言ってきますが、日本には高額療養費制度があります。

保険のセールスマンの言葉を鵜吞みにしない方が絶対に良いです。

近寄らない方がいいレベルです。

まして保険の相談窓口なんか行ったらダメですよ。

職業がMRと分かった時点で目を\マークにしてマシンガントークを発射してきます。

私は保険のセールスマンの言葉を鵜呑みにしてしまって本当に後悔しています。

そもそもがんになるかどうかも分かりません。

それよりもがんになってもお金に困らないようにしっかりと投資をしてお金を増やしていくのが賢明です。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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